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落書き

仙台在住の大学生です。

ガソリン生活【本】

2017.5.6

ガソリン生活(井坂幸太郎)を読破した。

 

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まず、この本を読んで一番最初に思ったのが、独特の視点の面白さである。

伊坂幸太郎は毎度視点が独特である印象が大きい。前回自分が読んだ「オー!ファーザー」は父親が4人という普通の実生活ではありえない設定であったが、今回は語り手が望月家の愛車デミオである、というまた独特なものであった。

 

はじめこの本を読むとき、今までよりもかなりページ数が多くて読みきれるか不安であったが、内容も難しくなく話も面白くすいすい読み進めた。

 

車からの視点ということもあり、言い回しが車にちなんだものが多く使われていた。「ワイパー動く」とか、「ピストン」とか「ボンネット」とか...その言い回しにより、視点が車ということを思い出しながら読み進められる。

 

大小さまざまな事件がつながったり、つながらなかったりしながら事件を解決していくものが面白かった。

また、本の途中に「オー!ファーザー」の父親4人子1人の家族が少しだけ登場したりと、他の本とも絡み合ったりしていて非常に面白かった。

 

大きな事件から始まったが、最後にはそれを用いて小学生の悪ふざけを解決という、なんとも規模の小さいことを解決して話が終わるのがくだらなくて良かった。