落書き

仙台在住の大学生です。

夏のくじら【本】

「夏のくじら」(大崎梢)読了。

 

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 夏×祭り×大学生×夏。最高。

この本はTSUTAYAに行ってふらっと見つけた本だった。

やはり、本屋に行きふらっと見つけたものが1番良かったりする。

 

 

高知のよさこい祭りに参加する一大学生を書いた本であったが、話の内容に実際の高知の地名が多く書かれているため、Google MAPで検索しながら、実際の場所に行った気分を味わいながら読んだ。

 

やはり夏は最高。祭りは最高。

 準備の段階や、当日朝の緊張感があり何か始まる雰囲気。そして当日のバタバタしながら進んでいく祭り。たまらん。

 

 

ちょっと遠いけど、高知のよさこい祭りに行きたくなってきた。今度行こう。

 

【心に残った箇所】

「最初から一途の人もいるだろうけど、あとになってやっぱりこの人だと、気づかされることもあるよね」

「綾乃や多郎は、カジが想定していたレベルのもっと上をめざしている。それが差を生むのだと。」

「ここまで行きたいちゅう『ここ』が明確にあるかどうかやろうな。」

「きつい練習の先に待っているのは、たった二日間の、大波にさらされるような完全燃焼だ。それぞれが別の場所で、互いの夏を刻む。」

「お祭りって、吊り橋効果があると思わない?」

「どの会場でもベストを尽くすべきやと思うよ。鯨井町を見るがはそこだけ、ゆうお客さんがおるがやき。なーんやこれかって思われたくないやん。」

「何事もやれるだけやったら、やりきったちゅう境地が目の前に現れる。そこでみんなぁ達磨になるしかない。」

「本番の十日前に、岡山の彼女にメールしたがよ。……五月に入籍したそうや。……おれはがんばった。おれにしてはようやった。」

「おまえには伝えたい思いがあるがよな。渡したいものがある。相手はそれを受け取ってくれるかもしれん。この『かも』を大事にせぇ。まだ未来がきまっていないってことや」

「踊って追いかけや。やっとみつけたがやろう」

 

 

堪らなく良かった。